私達夫婦に何が起こったか?!

病気と共に

日本人の死因の三大疾病をご存じですか?

若い方はともかくシニアになってくるとよく聞く病気ですよね

1.ガン  2.心疾患  3.脳血管疾患(脳卒中)

ガンはもちろんですが、心疾患の代表的な病気が”急性心筋梗塞”であり、

脳血管疾患の代表が、脳梗塞や、くも膜下出血等

50代以上特に60歳を越えた方にはいつでもチャンス?があるのです。

時には若い方にも起こるこれらの疾病ですが、還暦近くなると身体の細胞ももれなく痛んでくると言うことなのですね。

そして私達夫婦にも訪れたこの状況、人ごとでは無くなりました。

心疾患リスク検査キット

2016年11月15日  一彦61歳、急性小脳炎を発症

 

2020年 1月31日  一彦64歳、急性心筋梗塞を発症(心疾患)

 

2023年 2月 7日  さより68歳、脳梗塞を発症(脳疾患)

 

幸いにも生死に関わることも無く今に至っておりますが、一つ間違えばこんなこと書いていられなかったかもしれません。

特に妻はつい最近、脳梗塞により左上下肢の麻痺が残り、現在リハビリ入院中ではありますが、退院後も車椅子生活の可能性が考えられます。

何で…と思うことばかりですが、この疾病の概要について考えてみます。

各々詳細については別途記載することにします。もちろん医師ではないので正しい情報とは異なります。医師から聞いた内容や自身の体験、ネットで検索した内容になりますのでご了承下さい。

 

【急性小脳炎】

まずは夫の私が発症した疾患が”急性小脳炎”

小脳自体は大脳のように直接身体の機能に指令を出すところでは無く、運動調節や平衡感覚をつかさどるところになります。今回は事前にひどい風邪を引き、処方された抗生剤などによって小脳が攻撃され炎症を起こしたと言われました。小脳の機能としては大きく3つあり、

①運動機能の調整 ②身体の動きを記録する(運動の学習) ③大脳の思考をコピーして保持する

と言うことですが、朝突然寝床から立ち上がったり、姿勢を保つことが出来なくなりました。

意識はしっかりしているので,何が起こったか混乱してしまいました。

 

【急性心筋梗塞】

同じく夫の私がかかった疾患です。一般的にもおわかりのように心臓の冠動脈の急性閉塞によって心筋壊死が起こされる疾患です。対応が遅いと死に至ることも多い疾患です。

今回は朝食をとっているとき起こりました。突然胸が痛いという感じでは無く気持ち悪くなり嘔吐や激しい便通でトイレに駆け込みました。少し胸が苦しい感じはあったかもしれません。トイレから出ても意識はあるものの立っていることが出来ずに横になってのたうち回る感じ。家族が救急車を手配し救急病院に運ばれました。手がつけられないと思ったら迷わず”119”が鉄則です!ただし救急車が来てもすぐに搬送されるわけではありません。搬送先への受け入れの連絡が可能にならないと行けないのです。この時意識はずっとあり退院のやりとりの様子も把握できました。1件目拒否、2件目で千葉西総合病院搬送可となりました。心の中でホッとしましたが、こに時点では心筋梗塞とは認識していません。搬送され処置室にて『心筋梗塞に間違いない!』と言われたことも実際にステンド治療の最中も意識あるのは良かったのか悪かったのか…?

 

【脳梗塞】

今回は妻がかかった疾患です。脳血管の一部が詰まり、その先に充分な血流が行かず脳細胞がダメージを受ける病気です。詰まった先の組織や細胞が壊死してしまいます。一度死んだ細胞は再生することが出来ずに麻痺を起こしてしまいます。今回は左右の脳のうち右側に梗塞が起こり、結果左上下肢の麻痺が残ってしまいました。

兆候が起こってすみやかに対応できれば壊死を避け元に戻ることもありますが、今回は2,3日前から兆候はあったようです。

・なんとなく気分が悪い。

・何でも無いのに左足がつまずく感じがする。

・血圧が高い。

上記の時点で気がつき診察受けていれば問題も軽くすんだかもしれません。

結果3日後の朝、”気分が悪い””血圧が200以上ある””また左足がつまずき気味”等々

すぐに総合病院に行き診察すると、”総合内科”から”脳神経外科”へ

直ちにレントゲンやMRI等の検査して即入院になりました。この日は自身の足で歩き、書類にも自身でサインしていましたが、翌朝は点滴の管に囲まれてベットから起きることも出来なくなって麻痺が重くなっていました。左手足、そして顔面も左半分しびれている状況。

今は急性期病院からリハビリ専門病院に転院してリハビリ入院中…

 

3人の息子たちも皆結婚して独立したので、これからは夫婦二人で楽しまなくてはと思っている最中、とんでもない事態に陥ってしまいました。

…と言うのが今の状況。

この経過や結果、これからについて考えていきます。

 

 

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